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2015-05-31 21:21:00

夏の人気シリーズ

 

 

 

鱧、鰻、すっぽん。

 

 

 

今日はすっぽんのうんちくです。

 

 

 

パソコンが速度制限中~で

 

 

 

写真が入らないんですいません。

 

 

 

 

 

昨日、一昨日でハモ、うなぎのうんちくでしたので本日は

 

 

 

 

 

すっぽんなんですが・・・

 

 

 

 

 

すっぽんってどんな味??・

 

 

 

 

 

そこからですよね=

 

 

 

 

 

私は鳥と河豚の皮のコラボみたいな事を言ってますが

 

 

 

 

 

ヱンペラと言う甲羅の部分ですが

 

 

 

そこがコラーゲンで美味しい~

 

 

 

 

 

 

 

出汁に関してはもうすっぽんなんです。

 

 

 

この味は・・・・

 

 

 

 

 

で・・・

 

 

 

まずメスしか調理しません。

 

 

 

 

 

オスは身が固く、味がない。

 

 

 

 

 

1、2キロ以上のすっぽんを調理する。

 

 

 

 

 

ちまり三年目以上です。

 

 

 

 

 

調理はいろいろやりますので

 

 

 

 

 

ここは省きますが

 

 

 

 

 

捌いて炊くまで5時間くらい時間をかけます。

 

 

 

 

 

そうすれば必ず美味しいすっぽん鍋です。

 

 

 

 

 

私的にはポン酢で食べる???ないでしょう~

 

 

 

 

 

せっかく出汁が旨いのに・・・すっぽんの出汁は

 

 

 

 

 

何かにたとえられないくらいすっぽんの味なんです。

 

 

 

 

 

 

 

それを味わないと・・・・ちなみに鱧もそうです。

 

 

 

 

 

出汁で食べないと・・・・意味がない。

 

 

 

 

 

後・・・出汁といえども生姜は入れません。

 

 

 

 

 

薬味でおいときますが・・・

 

 

 

すっぽんの出汁を生姜で臭みとる事はございません。

 

 

 

 

 

ATMの前で銀行からお客様に振り込むお話はしません。とか

 

 

 

書いてるのと同じくらい

 

 

 

 

 

生姜で臭みをとるなどないのです。

 

 

 

 

 

そして料亭などの高級店は昔、すっぽんの味で競い合った

 

 

 

 

 

のです

 

 

 

 

 

当時はお客様の前で捌くのがすっぽん料理でした

 

 

 

 

 

目の前で捌いてその場で生血を飲むという儀式で遊ばれた

 

 

 

 

 

ものです。生血はうまくやれば甘いのです。

 

 

 

 

 

ただ捌きたてのスッポンなんてまったくうまくないので

 

 

 

 

 

辞めた方がよいですよ~

 

 

 

 

 

はじめての方は割烹やまで・・・

 

 

 

 

 

詳しくはホームページで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2015-05-30 21:08:00

天然鰻のうんちく!!昨日は鱧のうんちくでしたが

 


 


 

とにかくパソコンが遅くなってますので

 


 

大変です。

 


 


 

四万十川の天然うなぎ入荷しております。

 


 


 

私は肉厚のすごい1キロサイズしか調理しませんつもり

 


 


 

だんだん夏になると東京の超有名店

 


 

肉厚の鰻で情熱大陸ででた

 


 


 

料理人・・・と取り合いなんですが

 


 


 

今の所参戦してこないので入荷しております。

 


 

参戦すれば・・・手に入りません。

 


 


 

なぜなら私の5倍の高値で買うらしいので・・・・

 


 


 

実は私は食べに行ったのですが

 


 


 

一人7万~でした。

 


 

もちろん予約は1年待ちで行きました。

 


 


 

ウナギに関してだけいいます。

 


 


 

「まだまだ~勉強不足やなぁ~」

 


 


 

と思いました。

 


 


 

私はこの太い鰻を1000~2000は調理しております。

 


 


 

そしてそのうち50キロは食べてます。

 


 


 

なぜなら昔は売れなかったから=そして売れ残る=食べる=売れ残る=食べる

 


 


 

の繰り返しで試行錯誤す¥して焼き方を学びました。

 


 


 

ホント尻尾まで旨いのですが・・・焼くのには経験がいりますね~

 


 


 

四万十川の大将とは昔からの知り合いですが

 


 


 

こんな太いのん美味しくないよ~と言ってたのが10年前

 


 


 

私はめちゃ勉強しました~

 


 


 

それから関東でブーム

 


 

四国出身の料理人で特大鰻を調理するで

 


 


 

情熱大陸でやったみたいです。

 


 

だから関西の入荷は本当に少ないと思う。

 


 


 

昔から馴染みなので割烹やまには入荷いたします。

 


 


 

まず!!炭で焼かない事が大事だと思いますが

 


 

ガスなら焼くのは難しい。

 


 


 

なぜ・・・・私は炭で魚を焼く事自体が反対なんです。

 


 


 

私は・・・・・ですよ(笑)

 


 


 

なぜなら炭の香りって素材そのものの味を消すからです。

 


 


 

もういちど言います。素材が炭臭くなるからです。

 


 


 

さっきも言いましたが・・・毎日鰻が余るので

 


 

食べるわけです。

 


 

勉強も含め・・・ほんと毎日

 


 

もちろん私もウナギは炭で焼くもんだ!!という固定観念

 


 

で焼いていました~

 


 


 

毎日食べるともう炭のにおいが嫌になるのです。

 


 


 

でガスで焼くと最初ふわふわにならないのです。

 


 

あれ~やっぱ炭の赤外線パワーがないと・・・

 


 


 

けれどいろいろ(しつこいですが毎日大量の鰻を捌かないと

 


 


 

ついていけないくら来るのです。)焼き方を変えていくと

 


 


 

だんだんフワフワになってきたのです。

 


 


 

私の焼き魚はフワフワに焼く事を意識しております。

 


 


 

で・・・・天然鰻を蒸すと味がなくなるのです。

 


 


 

養殖なら味濃ゆいし脂あるけど

 


 

天然はその鰻に聞いてみないとわからないのです。

 


 


 

脂はあるけど旨みのない鰻

 


 

脂はにけど旨みがある鰻・・・いろいろです。

 


 


 

しかも本に書いたてあるとか人から聞くレベルでないほど

 


 


 

見分けが難しいし・・・そもそも天然鰻を焼きまくってる職人が

 


 


 

世の中にどれほどういる??の話です。

 


 

プラス焼く経験より食べる経験の方が大事かもしれません。

 


 


 


 

天然本クエ、天然鰻、は世界1位くらい食べてるかもしれませんね~

 


 


 

天然本クエは余裕で世界1位だと思う。

 


 


 

そして天然鰻は炭で焼かない、蒸さないになりました。

 


 


 

ちなみにタレも何年も継ぎ足したりもしませんね~

 


 

なくなれば作る感じ~です。

 


 


 

継ぎ足せば、酸味がでるのです。炭ならその酸味が消えるのですが

 


 


 


 

ガスで焼くと酸味も残るのです。

 


 


 

ただ鰻の頭とか贅沢に入れるのでよいタレもできるし

 


 


 

そちらも味は控えめなタレです。

 


 


 


 

いろいろ何年も考えて調理し食べております。

 


 


 

以前も書きましたが・・・・

 


 


 

私の創作料理はこんな感じ」~の料理ですね~

 


 


 

誰も気づかないと思う事に一生懸命に取り組むというか

 


 


 

先日もテレビで鰻をトマト味で・・・みたいなんやってましたが

 


 


 

すごいなぁ~と思いますが

 


 


 

私は組み合わせより当たり前の事を追及したいと思いますね~

 


 


 

その延長が畑での野菜作りなんです。

 


 


 

私の作ったトマトを鰻と合わせて炊いたら怒りますもん!!

 


 


 

なぜなら私は・・・トマトとして最高に美味しいトマトを作ってるから~

 


 

ぜりーにしたり、シャーベットはよいけど・・・

 


 


 

ウナギ料理の酸味に扱われるのはなぁ~と

 


 


 

何か月かけてどんなけ努力して作ってると思うん??

 


 


 

って思うのです。

 


 


 

漁師も同じだと思うので・・・・

 


 


 

素材は素材の味を・・・・これが和食です。

 


 

それを日本料理の世界の人が変えてはいけないのです。

 

 

 

 

 

 

 


海鮮宅配ちゃんこ鍋も大人気です。

 

一度お試しください

 

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こんな時メール登録された方にメールが行くシステムです。

 

 

 

割烹やまで只今 ご来店の際、お名刺、もしくは住所カードをいただいた方には、2000円のお食事券を

 

郵送しております。季節の旬の料理の紹介も送らせていただきます。

 

お帰りの際にお渡しください。(会社では困る方もいますので直接スタッフが声をかける事はないです。)

 

ご了承ください

 

 

 

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2015-05-29 21:06:00

暑いですね~暑いからかハモがよく出ております!!


関西の夏はハモで始まり~ハモで終わる。


大阪の夜はハモ鍋で始まりハモ鍋で終わります。


ところでハモはなぜ京都なんでしょうか~???


海もないのに・・・・


京都の夏は暑い・・・・京都には昔からお武家様が住んでおられました。


この暑い京都に魚を運ぶのは至難の業


だから一夜干し(甘鯛ぐじが有名)


漬けたサバ(へしこ)などが京都までの道をサバ街道と呼ばれるほど・・・


若狭湾の魚を京都まで運んだ。すべて加工したものばかり・・・


冬なら運べるが夏は無理


そこで登場したのがハモ


淡路島近辺で獲れたハモを大阪そして京都へ持ち帰った所


ハモは生命力が強く生きてたから


京都でハモが流行った~


もちろん造りで食べれる魚がないから


ハモなので・・・ハモ料理も暑い中食べるので冷たくして


梅肉で・・・が流行した。


しかも生きてる魚なので貴重ですごい高値がついた


今でもそこは変わらない。

 

大阪は流通の都市だったのでいろいろな魚が出回った


大きな川もある事も流通には助かった


京都に比べると手に入れやすかった。

 

そして大阪商人というか大阪ではハモの骨も顔もすべて


調理した。ハモの骨で出汁を取り


ハモ鍋として野菜と一緒に食べる方が流行った。

 

後、武家社会でないので


鍋でみんなでつつく料理が流行った


京都は武家社会なので会席料理としてハモを料理した


まぁ=現代はまったく関係なく


流通はできるので大阪でも京都でも


どちらの料理も食べれる。

 

後は料理人の腕次第ですね~


そんなうんちく言いながら食べる鱧もよいでしょう~


鱧の味なんてしない!!梅肉でしょっとか思ってる方


是非、割烹やまにご来店ください!!


鱧の旨みを存分に楽しんでもらいます。


お待ちしております。

 

詳しくはホームページで

 

 

 

 

 


2015-05-28 22:58:00

今の時期は接待、顔合わせが多いです。

 

 

会席料理は年齢層などに合わせて献立を考えます。

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接待のお相手が男性、女性、年齢などお伝え下されば

 

助かります。特に好き嫌いなども事前にわかれば

 

嬉しいです。関西以外の地域から来られる方も

 

 

多いので関西ならでは・・・みたいな献立も考えます!!

 

後はすべてお任せ下さい!!

 

 

顔合わせはお昼をおすすめしております。

 

遠方の方も多いし、何よりお店はほぼ貸切ですので

 

 

お待ちしております!!

 

 

 

お子様、お年寄りがいて食べに来られない方・・・

 

 

割烹やまでは宅配サービスをご用意しております。

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ハモ鍋、すっぽん鍋、特製ちゃんこなどお鍋の宅配

 

 

でご用意できます。

 

 

こちらもお気軽にお問い合わせください!!

 

 

詳しくはホームページで

 

 

独り言ブログ

 

ヒーロー3最終回

 

 

金ぴかの社長に給料を持って行かれ

 

 

約束のお昼になっても来ない

 

 

現場に行くとざわざわ。

 

 

社長飛んだわ~・・・・

 

 

僕は何も言わず家に帰った・・・

 

 

怒りと絶望が細胞中に走った。

 

 

仕方ない

 

 

そしてこれからどうするか・・・考えた

 

 

なんせ家主lに待ってください!!とは

 

 

中2の学生が言える訳がない。

 

 

 

死んでも言えない。お金を作らないと・・・

 

 

そうお金をつくらないと・・・悩んでるヒマはない。

 

 

とりあえずお店に雇ってもらえるように頼もう

 

 

家を出てうどん屋さんに頼もうと・・・

 

深呼吸して勇気をだして入った

 

 

「すいません。僕をアルバイトで雇ってください!!」

 

 

意外に意外に

 

 

一発で採用だった。

 

 

「お兄ちゃん新聞の配達員やろ~」

 

 

「いつも親方が言ってた。あの兄ちゃんは

 

 

朝も早く、いつも同じ時間に新聞を入れる」

 

 

 

そして店に帰ったらいつも最後まで

 

 

一人で掃除してる。」

 

 

 

僕は中学生の僕を雇ってくれる新聞屋さんに感謝

 

 

のつもりで毎日配り終わったら一人で店を掃除していた。

 

 

 

「明日から来い!!」

 

 

あっさり決まったのでびっくりした。

 

 

「世の中誰かが見てるものだ~」

 

 

ただ中学生だとは言えなかった。

 

 

 

 

「その分頑張ろう~」

 

 

 

はじめての飲食店で働く事にワクワクした。

 

 

うどん屋さんでの仕事は洗い場、掃除、雑用、出前

 

 

だった。どれも楽しかった。

 

 

そして時間が来て帰ろうとすると

 

 

店のおばちゃんが

 

 

ご飯とうどんを持って来て「食べて帰りな~」って

 

 

僕は「とんでもない!!」「ダメですそんなん」

 

 

おばぁちゃんはびっくりした様子でしたが

 

 

笑いながら「飲食店ってまかないがついてるの」

 

 

「いいから食べて帰りなよ~」

 

 

僕は「あの~お金ないんですが・・・・」

 

 

またまたびっくりした様子で

 

「いいから食べなさい!!」

 

 

僕は思わず泣いてしまいました~

 

 

「すいません」「すいません」「こんなに親切にしてもらって~」

 

 

「必ずこの恩は返しますから~」

 

 

それを見た親方が・・・「辰!!」「天ぷらも揚げたれ!!」

 

 

「おう坊主毎日腹いっぱい食え~」

 

 

「そして腹いっぱい働け!!」

 

 

その時僕は生まれて初めて揚げたての天ぷらを食べた

 

 

あまりのおいしさに涙が出て止まらなかった~

 

 

これがプロの料理かぁ~

 

 

 

そして次の日から心から感謝して働いた。

 

 

 

そして驚く事に

 

 

新聞配達先の方々がみんな差し入れを持ってきてくれた

 

 

僕はびっくり、恥ずかしかった。

 

 

まかないかぁ~飯が食える仕事

 

 

この仕事ならもう卵の殻とか食べなくても生きていける

 

 

でもヒーローにはなれない・・・・

 

 

 

1年くらいたったそんなある日

 

 

「やまちゃん~ウチの子に親子丼作って~」

 

 

はいよ!!

 

 

いつのまにか料理をさせてもらったりした。

 

 

「やまちやん!!」「ウチの子がいつもの親子丼よりめちゃ美味しい」

 

って・・・「大きな声で言われへんけど親方より美味しいって」

 

 

 

「美味しい~??」「ほんまに???」

 

 

その子が次に言った言葉

 

 

「いつかお兄ちゃんのようなコックになりたい~」

 

 

「お兄ちゃんは何でもできるし、綺麗にやるし

 

 

半端とか出さないっておとうちゃんが言ってた」

 

 

お兄ちゃんはスーパーマンみたい

 

 

「かっこいい~」

 

 

 

僕がスーパーマン??僕がヒーロー

 

 

僕が子供の頃言ってた

 

 

「おじさんの現場は半端もないし釘も落ちてない

 

いつもきれい~」

 

 

僕は感動で泣きそうだった。けどガマンした

 

 

 

ヒーローは泣いたりしない。

 

 

けど涙が出てきた。泣かない。

 

 

僕がヒーロー???

 

 

僕が・・・この落ちこぼれの僕が・・・・

 

 

その子の手を握り「お兄ちゃんは

 

 

一流の料理人になる。

 

 

必ずなる。どんなに辛い事があっても、耐える」

 

 

今日の日の事は忘れないので・・・・

 

 

ありがとう~

 

 

 

 

やはり意外にも人生は平等である。

 

 

いつもだれかが見ててくれる

 

 

私は死ぬまで料理人で生きよう~

 

 

 

15歳の夏だった。

 

 

それから16歳で修業に入る

 

 

それからの人生を考えると

 

 

こんな出来事へっちゃらである。」

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2015-05-27 21:33:00

お昼のご予約が増えてまいりました~

 

 

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顔合わせ、お食い初め、記念日のご予約です。

 

 

お昼は完全ご予約制です。

 

ご予約がなければ営業しておりません。

 

 

いくら個室とはいえ

 

 

ランチでにぎわってる中の顔合わせはダメだと思うのです。

 

 

割烹やまはできるかぎり貸りです。

 

 

静かな空間でゆっくりしてほしいからです。

 

 

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お料理は6000円(税別)~ご用意しております。

 

 

ご予約お待ちしております。

 

 

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徳島産のハモが入荷しております。

 

 

これからどんどん入荷していきますので

 

 

是非関西の夏を楽しんでください!!

 

 

ご自宅での宅配もご用意しております。

 

 

ハモの出汁は最高ですよ~

 

 

ハモ鍋、特製ちゃんこなど

 

 

ご予約おまちしております。

 

 

詳しくはホームページで

 

 

独り言ブログ

 

 

ヒーロー2(昨日のつづき)

 

 

子供の頃のヒーローは大工のおじさんでした~

 

 

おじさんは・・・道具を大事に無駄な物は出さない

 

そして自分の作品を愛するのが職人!!

 

 

僕は職人=ヒーロー なりたいと思った(小学生の時)

 

 

だけど社長にはいつも怒られるヒーロー

 

 

 

そんな僕も中学生になった~

 

 

学校はヒーローになるための教育ではなく

 

 

どちらかと言えば社長になるための教育だった

 

 

僕はなじめなかった=僕はヒーローになりたいんだ!!

 

 

当時の流行言葉にブルーカラー労働者とホワイトカラー労働者

 

 

があった学校はホワイトカラーを目指すように教育した。

 

 

僕はだんだん学校に行かなくなった。

 

僕の目指す物ではなかった

 

 

ただ新聞配達などしてお金を稼いだ。

 

人の3倍は配ったけど中学生の僕は人の半分の報酬

 

 

しかもらえなかった~世の中に矛盾を感じながら

 

 

相変わらず、現場に行って廃材を持って帰ったりした。

 

 

そんなある日

 

 

またまた声をかけられた~

 

「兄ーちゃんヒマか??」「働けへんか??」

 

 

今度のおじさんはヒーローではなく

 

 

金ピカのおじさんでした~

 

金だらけだった。

 

 

ただ僕は働きたかった~

 

 

「お願いします。」

 

 

現場仕事が始まった~

 

 

僕の仕事は重い物をただ運ぶだけだった。

 

 

かなりきつい仕事だったけど

 

 

ガマンした。ヒーローになりたかったから~。

 

ただ少し困った事があった。

 

 

日当2000円だった。別にそれでよかったんだか

 

 

昼飯は行かないといえば怒られるし

 

 

けどそれと3回の缶コーヒータイムで

 

 

1200円はなくなる。交通費も自腹なので

 

 

ほぼ0円もしくはマイナスだった。

 

 

それでも頑張った。

 

 

お昼は仮病とかいろいろつかって逃げた

 

 

夜は新聞の夕刊があるから=と言って

 

 

一緒に行動する事はなかった。

 

 

社会は厳しい=と感じた。

 

 

学校には行かなくなって家も出た。

 

 

すべてヒーローになるためだと自分にいいきかせた。

 

 

学校にはちゃんと行って勉強したかった。

 

 

工業高校に行きたかった。

 

 

先生はめんどくさそうに無理といった。

 

 

新聞配達も現場仕事もきっちり働いた。

 

 

職場で褒められる事はなかったが

 

 

お客様にはいつも褒められた。

 

 

「嬉しかった~ヒーローに近づいた」

 

 

社長にも気に入られた。

 

 

いつのまにか、ヒーローにもなりたいが

 

 

貧乏は嫌、社長ホワイトカラーに憧れるようにもなもなった。

 

 

僕の生活は貧乏のレベルを超えていた。

 

 

学校では同級生のお弁当を見て死にたいと思たし

 

 

今でも懐かしいけど卵の殻を食べたりした。

 

 

パンの耳をもらってきたりした。

 

 

火もないのでそのまま卵の殻と食べた。

 

 

家は3畳くらいの共同便所の風呂なし

 

 

立派な僕のお城だ。

 

 

現場仕事はだんだんできるようになり

 

 

いろいろまかされるようになった。

 

 

日当2000円は変わらない。

 

 

新聞配達の給料日

 

 

僕はいつも月1回の愉しみの行動に入る

 

 

立ち食い蕎麦で

 

かけそばを食べる事だ130円

 

 

「最近卵の殻ばかりやから月見蕎麦でも食うかなぁ~」

 

 

1週間前からずっと考えてた。ぜいたくかなぁ~

 

 

そして給料日

 

 

新聞を配り終わり給料をもらい

 

ウキウキで外へ

 

 

「いい天気だなぁ~」「今日は最高の月見そば日和=」

 

 

鼻歌まじりで青空を見上げて「俺幸せ~」

 

 

ふと前を見るとあの金ぴかの社長が立っていた

 

 

「おう!!やまちゃん~」「ごきげんよさそうやなぁ~」

 

 

「鼻歌まじりやんけ~」

 

 

金のネックレス、時計なにもかもまぶしかった。

 

 

「ちょっと悪いけど金かしてくれへんか~」

 

「財布落としてん」

 

 

「えっ・・・・・・・」「でも・・・・」

 

 

「ええやんけ!!昼すぎもってくるから~」

 

 

僕は開けたてない給料袋を取り出して開けようとすると

 

 

金ぴかの社長はそのままとりあげ

 

 

小銭を僕にわたし

 

袋事丸めてポケットに入れ

 

 

昼すぎ持ってくるから~

 

 

と言ってベンツに乗って消えていった。

 

 

なんとなく嫌な予感がした~

 

 

あんなけ綺麗と思った空がまぶしく感じた~そして腹立たしかった。

 

 

そう金ぴかの社長とはその時依頼会ってない。

 

 

僕は給料日に所持金は720円になってしまった。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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