白アマダイを買いました～

 白アマダイ

最近は1万円の会席が多いので焼き物、蒸し物

 

で提供しております。

 

甘鯛・・・京都ではグジといいます。テレビでよく言ってますね～

アマダイは白アマダイ、赤アマダイ、黄アマダイといます。

 

白が一番高級です。

 

身がしっかりしてて美味しいです。甘いですね～

 

京都の料亭で食べれば4万のコースです。

 

テレビに出てるあの方の所で食べました～

 

 

お会計は一人7万4000円でした～

 

 

アマダイのウロコを揚げてたのが・・・悔しいです。

 

アマダイはウロコをつけたまま焼きます。

 

それがアマダイの焼き方なんです。

 

身は繊細で柔らかい、絹みたいな身を

 

うまく火を通すのでウロコで身の火の入れ方をカバーするのです。

 

 

最近のイタリア料理とかでフライパンで焼きますが

 

なんせ身が柔らかいの繊細なので

 

油を吸うのです。そしたら繊細な上品なアマダイの味がわからなくなるのです。

 

 

だから日本料理の伝統料理として

 

甘鯛はあるのです。

 

 

ただその白アマダイを焼かせたら

　ウロコも美味しい

私は自信があります。

 

以前も書きましたが

 

 

アマダイは和食の華ですから・・・・

 

 

修業を重ねて焼かせていただいているので

 

 

思い入れのある魚ですから・・・熟知してるのです。

 

 

魚を熟知すにはものすごい費用がかかります。

 

 

食べに行くのもそうですが、なんせ1ヵ月給料2万6千円ですから～

 

 

学ぶための投資です。

 

だから自分で何でも学んでいかないと

 

 

ずっとそのままなんですね～

 

 

辞めて楽な道行くか・・・頑張って勉強して上に行くか

 

 

それだけです。簡単です。

 

 

そんな生活を実際10年以上しました～

 

 

で何を学んだか・・・何でも受け入れて楽しむ事です。

 

 

すごい事を学びました～感謝しております。

 

 

同級生や周りの料理人は、ブランドの服買ったり

 

車持ってたりすごいの・・・私と言えば毎日殴られる

 

 

20時間以上働いてる。食べるのも立ったまま残飯みたいなもの

 

 

あげくに練習用に買った食材は先輩に食べられる。

 

 

休みも年数回・・・

 

 

でね・・・自分を見つめる事を学ぶのです。

 

そしてほんの数ミリの成長で飛び上がるくらいの喜びを

 

 

感じるのです。それがいつか信念に変わるのです。

 

 

もう料理が楽しくて楽しくてしかたないです。

 

 

仕事が楽しい～は職場とか収入とかで変わると思うの

 

 

でも・・・私は料理が楽しいんです。だから周りは関係ないんで

 

 

　ネギ切るのも楽しい。蕎麦打つのも楽しい、ケーキ作るのも楽しい

 

 

それがきっと幸せな板前だと思う・

 

 

今は野菜作りが楽しくて、楽しくてヤバイです。