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2017-07-11 20:49:00

 

 

  メイキング新やま物語です。これで物語がより面白くなります。

 

 まず登場人物です。

 

 ムラサキのスーツを着たいかつい顔のおっさん・・渡辺龍三(総料理長)和食あがりのフランス料理もできるシェフ

 どもりくせがすごく・・まったく話す事ができない。聞く事はできる

 

  西田チーフ ほぼフレンチの厨房をまかせられてる庖丁の達人。

 

  井上 やまの先輩で・・天才と言われる料理人で・・この後料理の鉄人で道六三郎に勝つ

 料理本もたくさん出版しており・・お刺身をキウイのソースで・・とかのパイオニアであります。

 

 谷口・・出番があるかないかわかりませんが・・気が弱く、井上の下ずっとついている

 

 山川のおやっさん 総料理長渡辺の親友で・・やまのアドバイザー的存在

 

 山川のおかみさん 料亭山川の女将であるとても厳しい方であります。

 

  仲居、ホールスタッフ、警備員・・エスホテル専務

 

  豪華キャストで書いて行きます。

 

  山川のおやっさん河豚編 はじまりはじまり~

 

  なぁなぁ~谷口さん・・ふぐの美味しいお店知ってる??

 

  「 なんや・・なんでや」

 

 やま「俺・・食べた事ないんや・・」

 

 谷口「お前、ふぐも食べた事ないいんか・・」

 

 やま「う~ん、だから天然のふぐ食べてみたいん」

 

 谷口「井上さんに教えてもらったらいいねん」

 

  そうして井上さんに天然のふぐのお店を教えてもらい

 

  給料手取り2万6千円だったので2ヵ月分の5万円を握りしめて

 

 フグ屋へ・・電話で全財産5万しかもってないので5万分食べさせてくださいと・・

 

 連絡して・・

 

  着慣れないスーツとネクタイをして・・いざ天然ふぐ!!

 

   初めてのふぐ・・てっさ・・「う~ん ううん??」「う~ん」

 

  なんも味を感じなかった・・これやったら・・寒ヒラメの方が上や・・

 

  旬の味やない気がする・・・

 

  それから・・鍋も唐揚げもどれも同じ感想で・・河豚に完敗や~

 

   味がわからん・・なんでやろ~こんな敗北なかったんのに・・

 

 だんだん帰る途中・・悲しくなってきた。2ヵ月分の給料をつぎ込み

 

 そして・・自分の舌がバカだと思い知らされ・・

 

 なんで俺こんながんばってんねんやろ・・

 

 河豚の味もわからんのに・・貧乏人は料理人なられへんのか~

 

 なんで師匠は俺をホテルに連れてきたん~

 

 おもろいから~?なんで?~味覚のセンスとかないやん~

 

 

 もう無理や・・

 

 涙がでてきた・・こんなに頑張ってきたのに・・

 

  しかも帰りの電車賃もない。

 

  トボトボと大粒の涙を流しながら

 

今までの事を振り返りながら・・寮へ帰っていった=

  

 その次の日・・井上先輩に

 

 「どうやった??旨かったやろ~」「あの繊細な旨みがええやろ~」

 

 やま「はい。 僕には・・わかりませんでした・」

 

 みんな「お前そんな味もわからんのに料理人やってるの?」

 

   「しかもこのホテルで働いてる?」

 

  「お前と働くん恥ずかしいわ~」「ゴミや思ったら・・バカ舌や!!」

  「貧乏人が働く所とちゃうねん」

  全員「ハハハハハ~はよ辞め!!」

 

  今回ばかりはきつかった・・

 

 味覚のセンスには自信あったのに・・

 

  その夜 「親方!!すいませんお話が・・」

 

 親方「ちょっと付き合え・・」

 

  料亭山川

 

  山川親方「 お=なべちゃんお久やん~」

 

    山川親方「ほぉ=これがゴミかぁ~」

 

    「自分にはプライドとかないん~ゴミとか言われて」

 

  やま「・・・・すいません」

 

  山川親方「せやけど・・ようそんなけ殴られたなぁ・・自分奇跡の生還みたいな

 

     顔してるで・・」

 

   やま「・・・・すいません。」

 

  山川親方「まぁ・・これ食べてみ~」

 

  やま「これは・・ふぐ??」「でも見た目から違う~」

 

  「一口食べたら」 「旨い繊細な中に甘み・・いや旨みや~」

 

    「ポン酢に負けへん主張や~王様の味や~」

  食べていくうちに旨みが口のなかに貯まるこんな美味しい白身

 

  「これは天然のふぐの味ですか~」

 

  山川親方「あんなゴミ、お前よう憶えとけ!!」

 

      「素材でだます奴は外道や・・」

 

       「でも料理人でだまされるのも外道や~」

 

      「お前はきづいたんや~」「河豚の味に」「外道やない」

   

     ゴミ「ありがとうございます。」「なんや・・嬉しい~」

 

     「ありがとうございます。もうあかん泣いてまうわ~」

 

    「すいません・・ほんますいません・・・・」

 

山川親方「 お前なんでそんな頑張れるん~そんなけボコボコにされても

 

     続けれる理由はなんや~」

 

 「俺・・嬉しい~んです。毎日生きてるって感じして、ほんで少しやけど成長してるん感じる。」

 

  「ほんで・・いつかてっぺんに立てる気がします。」

 

  「だってこんなけボコボコに殴られても働く奴おらんでしょう~」

 

 山川親方「はははっははは~そうか~」

 

  ゴミ「はははっはははっは~」

 

  帰って・・「なんで師匠は河豚食べに行った事知ってたんやろ=」

 

  素材の旨みをフレンチのソースの融合??

 

  う~ん無理かなぁ~和食の会席のようなフレンチ・・

 

 っていうか・・フレンチも和食も作られへんし・・はっはっは(笑

 

  ではでは

 

 続いてホテル入社編も書いております。

 

 

 長々と書いてます宜しければお読みください

  

 

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