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忘年会も真っ只中
毎日、とらふぐ、天然本クエ、松葉ガニ、氷見ぶり、すっぽんと
いろいろ調理しております。
本日も横浜から天然本クエを召し上がったお客様から大変おほめのお言葉
ありがとうございます。すき焼きの団のお客さまも
大変おほめのお言葉ありがとうございます。
感謝でいっぱいです。
おせちのご予約もたくさんいただきありがとうございます。
年末いっぱいまで頑張ります!!
詳しくはホームページでhttpyama-ue6.com
独り言ブログ
調理学校生が手伝いにきてくれて助かってます。
来年からウチの子になります。
一流の料理になってほしいです。
で・・・一流って何??
私が思うのはぶれない料理というか味が一定してること
だと思う。居酒屋でも高級店とか関係ないです。
うちの子達にいつも怒ってます。なんでこんなに味がバラバラ
なのか・・・毎日注意しております。
配分、グラム、時間すべてレシピー通りでも・・こうです。
なぜなら・・哲学がないのです。
はぁ~ん??と思った方多いと思いますが
本当に哲学です。
では哲学はどうやって生まれるのでしょう~
それは修業です。
毎日怒られて、殴られて、叱られて罵声をあびて
それでも頑張って、でも怒られてこんな日々が何年も続くと
どうなるか・・楽しみは妄想だけになるのです。想像することだけが
生きがいになるのです。・・私はお客様が私の料理を食べて
喜んでる姿・・私が料理長でお客様は外国の方も含め
みんな喜んでる姿を想像して・・それを食べて生きてました。
それが私の哲学になりました。
哲学者ニーチェもそうでしょ~山こもって蛇とか食べて修行してたみたい・
何年もその妄想だけを楽しみに生きてきたのです。
いざ料理する立場になるとがんばるでしょう~
けどほとんどの方の妄想は・・・きっとビックになる!!とか
高級車にのるとかでかい家に住むとか・働かない生活を目指すとか・
そのために頑張る!!って・・それではブレます。
もちろん悪いことではないと思いますが・・
職人の世界では・・はっきりあかんと思います。
それでは哲学は生まれません。
つまり哲学のない仕事はぶれるのです。
信念は生まれないのです。
怒られて、どつかれて、ののしらられて、それでも頑張って
けど叱られて、しばかられて、罵声をあびて
けどあきらめられへんで
もうめちゃくちゃにされても
たった一言「おいしい~」って笑顔で言われたいから
絶対あきらめへん・・・
そんな灰色の時代の希望が今私の哲学となって信念となって
ぶれない料理人に育ててくれたと思う。
だからって・・そんな時代でもないので
自分なりにがんばりましょう~(笑