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今年も筍の季節がやってまいりました~
春といえばタケノコですね~
私は竹を切りにいきたいのですが・・
筍料理をシンプルにけどすごく美味しい~という
献立でコースにしました。筍づくし会席5400(税別)
料理の内容はきっとどこでもございます。
本当に・・でも筍料理は筍そのものと
筍の湯がき方にあります。
もうそれさえしっかりできれば
洋料理でも何でも美味しい食材です。
でも。。お腹がいっぱいになる素材なんです。
だから・・どこでも食べた事ある筍料理を
やっぱり違うわ=と思っていただこうと思っております。
基本的な和食の集合体です。
ちなみに桜鯛も同じです。
基本です。鯛の旨みを出すのが基本で
それさえうまできれば、焼こうが炊こうが
揚げようが。。和洋折衷何でも美味しいのです。
ただ見た目にはわからない熟成の技術が
難しいんです。
しかも時間がかかる・・めんどくさいのです。
けどできれば・・楽しいです。
日本料理の基本です。
そんなわけで・・筍会席、天然鳴門鯛ともに
ご用意しております。
楽しんでください!!
お待ちしております。
独り言ブログ
新人さんが来るので
職人の話シリーズ第2段です。
昨日書いた続きで
琴奨菊の話です。去年優勝した琴バウアーの力士です。
彼は日本人横綱に近い力士ですが・・
若い頃から技は多数あり機用な力士だったんです。
けど・・今のままでは横関止まりだと思い
一つの技を研磨しようと決めました。
それががぶり寄りです。
彼は昨年優勝はすべてがぶり寄りで勝っております。
ただ横綱の白鳳にはずっと負けていました
けどほかの技でなくやはりがぶり寄りで勝ったのです。
相撲の世界でも舞の海の人気から多種の技を使う力士が人気でした
それが綱とりができない理由だと思い
明けても、くれてもがぶり寄りの練習をし
人からバカの一つ憶えと言われても練習しました。
同じような話にイチロー選手がいます。
オリックス時代 あの振り子打法を注意されても
それでもやりとおし今があるのですが
頑固だから・・できたやりとおす意思があるからできる
もちろんあるのですが琴奨菊もイチローも
周りの人達が感動したり認めるくらい練習しただけなのです。
別にこだわりとかそんなん関係ないのです・
自分がそう思う事を素直に人が認めるくらい練習しただけなのです。
じゃ~その後輩達もその技しかできないのか??そんなことはありえなく
その姿勢を学べた(見れた)だけで十分に一生の宝くらい学べる事です。
ただ料理人の世界では最低10年だとおもいますが・・
すごい地味なんですが・・基本が完璧なら上に書いたように
なんでも和洋折衷料理できるのです。
だから和食は世界遺産になったのです。
へんてこりんな創作料理ではないのです。
ミシュラン店でタケノコをブイヨンで炊いて柔らかくするのを
やってましたが・・おいしいわけがないのです。
ちゃんと灰汁をとって初めておいしいし灰汁をとりすぎると
ものたりない素材なんです。
そんなんを10年かけて学べば・・あとは自分で勝手に
学べばよいのです。その頃には貴方には「気づく」「集中力の体力」が
あるわけですから・・生きてるかぎり自然に学ぶはずです。
でもそれまでは・・めんどくさい事ばかりです。
まずはめんどくさいことを楽しいと思えるようになりましょう~
ではでは