インフォメーション
このバブル時代はとにかく競うあうとか大会が多かった
評価する事が好きな時代だと思う。誰が1番を決める事が大切で
その為に頑張る資本主義が丸見えの時代だった・
全国のホテルの代表が来て競いあった・・
そして・・優勝!!井上
予想を覆す事はなかった・・静かに幕はおりた・・
しかし・・今回は特別賞を作りました。
それは・・ケーキの中にプレゼント、手紙を入れるという
斬新なアイデアで・・ホテルでも商品化に進むアイデアの
やま君・・ 君のアイデアをホテルで買おう。
壇上に上がった時 てっぺんに井上さんがいた
ゴミ「おめでとうございます井上さん。さすがだと思います。」
そして「ありがとうございます。」と井上に深々と頭を下げた
井上はびっくりした。その目には涙が光っていた。
ゴミには笑顔はなかった。
今日ですべて終わりや~当たり前けどいい勉強できた。
寮に帰り3分で終わるほどの荷物をまとめた
谷口「なんか・・おらんようになる思ったら・・寂しいわ=」
みんな「ほんま殴る奴おらんようになるわ~」
ゴミ「みなさまいろいろご迷惑おかけいたしました。」
「あっ俺・・ゴミっていうあだ名気に入ってるんです。」
みんな「迷惑って・・そんな・・普通お世話になりましたとか・・」
ゴミ「親方の部屋に行ってきます。」
みんな「頑張れよ!!なぁ~お前と会えてよかった」
そして親方の部屋へ
すると中から声が聞こえてきた
井上の声だった
親方の付き人の神原に向かって井上は叫んでいた・・
「ゴミを置いてやってください!!」
神原「それはあかん・・約束や~あんなゴミいくらでもおる」
井上「それは親方がいってるんか!!」
「もう一回言うてみ~」「こら!!」
「お前!!22時間働いた事あるか??
何か月も休みなしで働いた事あるか?・
お前に何がわかんねん~あいつは毎日やぞ~
もうなんか人間の世界から飛びでたくらい料理勉強しとったん~
そんな気持ちが通じたから・・特別賞もらったんや~
お前・・お前一回ゴミと勝負せいや~負けるわ~お前もいたいな奴!!」
チーフ西田「井上!落着け」
「私からもお願いします・ゴミを・・」
西田は親方に向かって
「お願いします!!」土下座した
それを見て井上も
「お願いします」と土下座した
そして女性の声が聞こえてきた
「お願いします」そして土下座した
神原が叫んだ「お嬢さん・・まで」
そうあのプライド高いお嬢様まで・・
長い沈黙が続き
井上が声を上げた
「親方!!俺次の大会出て日本代表になって
そして世界大会でも優勝する!!必ず・・だからその相棒にゴミがほしい」
2人なら世界大会でも優勝できる・・だから・・
ドアの前でゴミはうずくまぅった・・井上さん~
ほんま・・こんなゴミのために・・お嬢さん・・
そこに一人のおじいさんが来てゴミにハンカチをわたした
見上げるとそこに会長がたっていた。
ゴミ君・・立ちなさい!!さぁ~一緒に入ろう~
ゴミのアイデアのケーキは全国で100万個以上売れた・・
そして年月もたち・・井上さんと世界大会で優勝して
井上は独立して・・テレビ、雑誌に・・本も売れ
世界にお店を出すほどの料理人になった
ホテルはバブルが終わり合理化
みんなセントラルキッチができて・・昔の修業みたいなもの
日本から消えた
ゴミはホテルの合理化で労働時間も8時間になり
仕事終りに日本料理の世界で・・頑張っていた・・また見習いから
頑張っていた「俺、フランス料理の世界ではみんなにゴミと呼ばれてました」
「使い物にならないからゴミです宜しくお願いします・」
もちろん給料はもらわなかった。
そしてホテルのてっぺんに立ったのに・・莫大の給料を目の前に
退社した・・そして日本料理の世界で頑張った。もう一番とかてっぺんとか
どうでもええわ~
それから数年後 料理長のムラサキのスーツのいかついおっさんも
ホテルを去り・・派遣会社みたいな物を作った=
スタッフは一人しかいなかった・・
「親方!!明日から北海道に仕事行ってきま=す・」
「帰ってきたら大分に行ってきま~す。」
北海道で
「ほら~どう??やまスペシャル~うまいやろ??」
ははっはははははははっはっははは~」一人で笑ってる
制作・・やま
編集やま
ホテルを辞めて 全国で仕事をするそこでいろんな事を学び
一つの夢というか・・自分の思う世界が見えてきました~
それまた珍事件があるんですが・・(笑
さて・・次週で最終回になります。
読んでくださる皆様
物語で書くと自分が主役になります。すべての人です。
世の中ってみんないろいろあるやん~
辛い事、悲しい事・・ほんであいつは・・とか俺は運ないわ~とか
生まれ、育ちが悪いとか・・しやけどそれもこれもみんな
物語にしたら主役やん~めちゃええネタやん~
他人の考え方なんて誰も理解できへん~
そうやねん理解する必要なんてないねん~
わかる??そんな努力るよりも
なんていうかなぁ~自分信じるというか・・
目の前の事もう頑張って頑張って・・
好きで好きでしゃないくらい頑張ったらいいとおもうねん~
ほんなら~感謝にかわるねん~
なんでかって??
そらぁ~みんな主役を見てくれるからや~
どんな教訓でもみなな・・同じ
いつも覚えとくんやで~
自分はいつも主役から・・・
使い物にならんゴミと呼ばれても・・・
byゴミ