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2017-08-19 12:47:00

このバブル時代はとにかく競うあうとか大会が多かった

 

 評価する事が好きな時代だと思う。誰が1番を決める事が大切で

 

 その為に頑張る資本主義が丸見えの時代だった・

 

   全国のホテルの代表が来て競いあった・・

 

  そして・・優勝!!井上

 

  予想を覆す事はなかった・・静かに幕はおりた・・

 

 しかし・・今回は特別賞を作りました。

 

 それは・・ケーキの中にプレゼント、手紙を入れるという

 

  斬新なアイデアで・・ホテルでも商品化に進むアイデアの

 

   やま君・・ 君のアイデアをホテルで買おう。

 

  壇上に上がった時 てっぺんに井上さんがいた

 

 ゴミ「おめでとうございます井上さん。さすがだと思います。」

 

 そして「ありがとうございます。」と井上に深々と頭を下げた

 

  井上はびっくりした。その目には涙が光っていた。

 

  ゴミには笑顔はなかった。

 

  今日ですべて終わりや~当たり前けどいい勉強できた。

 

  寮に帰り3分で終わるほどの荷物をまとめた

 

 谷口「なんか・・おらんようになる思ったら・・寂しいわ=」

 

  みんな「ほんま殴る奴おらんようになるわ~」

 

 ゴミ「みなさまいろいろご迷惑おかけいたしました。」

 

   「あっ俺・・ゴミっていうあだ名気に入ってるんです。」

 

   みんな「迷惑って・・そんな・・普通お世話になりましたとか・・」

 

   ゴミ「親方の部屋に行ってきます。」

 

 みんな「頑張れよ!!なぁ~お前と会えてよかった」

 

   そして親方の部屋へ

 

 すると中から声が聞こえてきた

 

 井上の声だった

 

 親方の付き人の神原に向かって井上は叫んでいた・・

 

 「ゴミを置いてやってください!!」

 

  神原「それはあかん・・約束や~あんなゴミいくらでもおる」

 

  井上「それは親方がいってるんか!!」

 

  「もう一回言うてみ~」「こら!!」

  「お前!!22時間働いた事あるか??

 

  何か月も休みなしで働いた事あるか?・

 

 お前に何がわかんねん~あいつは毎日やぞ~

 

  もうなんか人間の世界から飛びでたくらい料理勉強しとったん~

 

  そんな気持ちが通じたから・・特別賞もらったんや~

 

  お前・・お前一回ゴミと勝負せいや~負けるわ~お前もいたいな奴!!」

  

 

チーフ西田「井上!落着け」

 

      「私からもお願いします・ゴミを・・」

 

   西田は親方に向かって

 

  「お願いします!!」土下座した

 

  それを見て井上も

 

  「お願いします」と土下座した

 

 そして女性の声が聞こえてきた

 

  「お願いします」そして土下座した

 

  神原が叫んだ「お嬢さん・・まで」

 

 そうあのプライド高いお嬢様まで・・

 

  長い沈黙が続き

 

  井上が声を上げた

 

 「親方!!俺次の大会出て日本代表になって

 

  そして世界大会でも優勝する!!必ず・・だからその相棒にゴミがほしい」

 

 

  2人なら世界大会でも優勝できる・・だから・・

 

  ドアの前でゴミはうずくまぅった・・井上さん~

 

  ほんま・・こんなゴミのために・・お嬢さん・・

 

 そこに一人のおじいさんが来てゴミにハンカチをわたした

 

  見上げるとそこに会長がたっていた。

 

  ゴミ君・・立ちなさい!!さぁ~一緒に入ろう~

 

  ゴミのアイデアのケーキは全国で100万個以上売れた・・

 

  そして年月もたち・・井上さんと世界大会で優勝して

 

  井上は独立して・・テレビ、雑誌に・・本も売れ

 

 世界にお店を出すほどの料理人になった

 

 ホテルはバブルが終わり合理化

 

 みんなセントラルキッチができて・・昔の修業みたいなもの

 

  日本から消えた

 

  ゴミはホテルの合理化で労働時間も8時間になり

 

  仕事終りに日本料理の世界で・・頑張っていた・・また見習いから

 

   頑張っていた「俺、フランス料理の世界ではみんなにゴミと呼ばれてました」

 

  「使い物にならないからゴミです宜しくお願いします・」

 

  もちろん給料はもらわなかった。

 

 そしてホテルのてっぺんに立ったのに・・莫大の給料を目の前に

 

 退社した・・そして日本料理の世界で頑張った。もう一番とかてっぺんとか

 

 どうでもええわ~

 

 それから数年後 料理長のムラサキのスーツのいかついおっさんも

 

  ホテルを去り・・派遣会社みたいな物を作った=

 

 スタッフは一人しかいなかった・・

 

   「親方!!明日から北海道に仕事行ってきま=す・」

 

      「帰ってきたら大分に行ってきま~す。」

 

    

 北海道で

  「ほら~どう??やまスペシャル~うまいやろ??」

 

  ははっはははははははっはっははは~」一人で笑ってる

 

   制作・・やま 

     編集やま

 

 ホテルを辞めて 全国で仕事をするそこでいろんな事を学び

 

 一つの夢というか・・自分の思う世界が見えてきました~

 

    それまた珍事件があるんですが・・(笑

 

  さて・・次週で最終回になります。

 

   読んでくださる皆様

 

 

  物語で書くと自分が主役になります。すべての人です。

 

   世の中ってみんないろいろあるやん~

 

 辛い事、悲しい事・・ほんであいつは・・とか俺は運ないわ~とか

 

  生まれ、育ちが悪いとか・・しやけどそれもこれもみんな

 

 物語にしたら主役やん~めちゃええネタやん~

 

 他人の考え方なんて誰も理解できへん~

 

 そうやねん理解する必要なんてないねん~

 

   わかる??そんな努力るよりも

 

 なんていうかなぁ~自分信じるというか・・

 

  目の前の事もう頑張って頑張って・・

 

   好きで好きでしゃないくらい頑張ったらいいとおもうねん~

 

 ほんなら~感謝にかわるねん~

 

 なんでかって??

 

 そらぁ~みんな主役を見てくれるからや~

 

 どんな教訓でもみなな・・同じ

 

  いつも覚えとくんやで~

 

  自分はいつも主役から・・・

 

 使い物にならんゴミと呼ばれても・・・

 

  byゴミ