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2014-10-09 14:42:00

さてはて秋らしくジビエの季節ですね~フランス料理のお店

 

はジビエ、ジビエですね~

 

ちなみに国産のジビエは11月より始まり

 

私は日本産しか調理しません。

 

ここでうんちく!!

 

基本フランスのジビエ、野鳥、ウサギ、鹿、いのししなどは

 

日本では野生は基本的輸入できません。(冷凍で皮もひいた状態ならOK)

 

かなり日本は菌とかうるさいので簡単に野鳥などはしいれれません。

 

これは良いことだと思う~

 

なのですべて畜養で育てた食材になります。つまり安全です。

 

ただ香り、食感はフランスで食べてるジビエとは、まったく違うものです。

 

先日もあまりにもフランス料理店で値打ちをつけて言うので

 

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丹波産いのししのソテー自家製野菜で・・・私のジビエ

 

言い返してしてみました~(笑)あまりにも・・・だったんで

 

つまり日本に入るフランス産のジビエなんて安い食材なんですが

 

関税がすごいと思うけど・・・・

 

もちろん味はシェフ次第ですので・・・・

 

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蝦夷ウサギを私の自家製モッツアレラで包んで焼きました

 

ただイノシシ、シカ、ウサギなどは基本もともと臭みなどありません。

 

キジなどもそう~だから「全然臭みない~」は当たり前なんです。

 

臭みがある方が珍しいくらいです。

 

どれも塩焼きならなんの肉かわからないでしょう~

 

ただし・・・これが野生なら少し違います。

 

国産ならその香りを生かす事もあります。

 

 

血の料理と言って血の抜き方で味がまったく違うし

 

それはホント撃った人しだいです。

 

フランス産でこのような血の香りがするものは

 

必ず菌がいてますので日本には入りません。

 

ジビエ料理・・・まずどこ産か聞いて

 

フランスなら臭くない臭い方がおかしい。

 

国産の野生なら血の香りも楽しめるでしょ~

 

ただ日本は血ぬき上手いけどね・・・臭み少ない。

 

ラムはやはり一番個性的ですね~

 

後今流行りの低温料理はあまりお勧めできません。

 

なんせ菌がいますので・・・・

ps

ウチのかわいい犬が何処かで広い食いして

お腹こわして…お腹に菌がいたので・・・・注意

独り言ブログ

クエ三話

光が・・・・

昨日まで話したように私は天然本クエの15キロアップを仕入まくって

借金まみれ~

(クエも15キロ~20キロくらいが一番高い)

 

それでも頑張ってるとポツポツでるようになった~

 

そんなある日

 

 

「店長呼んで・・・・」

 

 

また死ねとか言われるんやろうか???

 

「はい」

 

 

「これ~どないしたんや~天然本クエのほんまもんの中のほんまもや~」

 

「はい・・・・長崎からあれこれして仕入れてるんです。」

 

「こんなん仕入れたら大変やろ~」

 

 

「はい・・・・・」この頃になるといろいろお客様に言われもう褒められてもビビる私

 

 

「よしっ」「今度会長をここにしよう~」

 

 

明後日この天然クエ20人ほどいけるか???

 

 

「はい・・・はっはぇええええええええええええええええ」

 

 

これから多分会長はこの店気に入る思うから

 

 

ちゃんとしーや

 

 

そして名刺を・・・松下電器○○

 

 

そうや~会長は松下幸之助さんのお孫にあたる人や~

 

 

貸し切りでええなぁ~

 

 

「いっいいんですか???」

 

 

こんな店で・・・・・

 

 

「会長は気にしはれへん人や・・・・」

 

 

それから何十回もご来店くださり

 

 

お代はいつも封筒に入れてこれでお願いしますと・・・・

 

 

ただ私は一度も話した事はなかったんですが・・・ある日

 

すっぽんの依頼ですっぽんをお出しした所

 

 

「店長呼んで・・・・」

 

 

「はい!!」

 

 

会長「キミのすっぽん料理昔食べた事がある気がする。」

 

 

「そう~大和屋の味や・・・・」

 

私「独立する前お世話になってました・まさにその味です」

 

 

「ええ味や~懐かしい」

 

 

「味の記憶ってな~いつまでも忘れへん」

 

 

「わしはあんたの料理が好きや~」

 

 

「もし、私の名前を言うことでこれがほんまもんって

 

証明できるんやったらなんぼでも使いや~」

 

 

「なんやったらわし来るから~」

 

 

きっと会長は私がどれほど罵声をあびてきたか理解されたのでしょ~

 

 

後適正価格やないと傷つくよ~安いかったらあんた傷つくし

 

 

ニセもんだしたらお客様が傷つく・・・

 

 

その頃には私はもう涙がこぼれてとまりません・・・・

「ただほんまもん食べてほしかっただけですぅ~」

 

「なんも・・・・なんも

 

「うっうううううううううう」「ありがとうございます」

 

 

けど気持ちええなぁ~自分のしたいことして…わしにはできんわ~

 

 

 

 

わかる人にはわかるうんや~よかった~

 

 

それから居酒屋やまちゃんを辞めお店も改装して割烹やまとして頑張るのでした

会長は亡くなる前まできてくださいました~

 

 

もう10年以上たって私も今では1000キロどころか

 

 

1500キロは提供できるようになりました。

 

 

だからこそ今この話を初めてします。

 

 

なぜなら若者に言いたいんです。

 

やっぱり世の中意外にも平等である。

 

 

誰か見てくださってるのです。

 

 

おしまい~