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甘鯛の若狭焼、料理屋出身なら誰でも
思いがある焼き物です。
焼き方の仕事で川魚や鰺などを焼かせていただける
ようになって3年ただ甘鯛は焼かせてもらいない・・・
甘鯛はやはり先輩が焼く・・・
そんなある日親方が「おいっゴミ!!(私)」
「甘鯛焼け!!」
えっ・・・・
私は給料日にいつも甘鯛を買って
焼いて食べていたので・・・
「よし!!」
腹の部分は脂があるのでウロコを立てて、
尻尾はウロコを寝かせて・・・・
「親方!!焼けました」
親方はその甘鯛を見る事もなく
おうっええわ!
それから明日から煮方の脇に立て・・・
えっ・・・・・
私の眼は自然に涙があふれ出て・・・
声がでませんでした~
ふと見ると
仲居さんみんな泣いてる・・・・
初日にゴミという呼び名から始まり・・・・樽に入ったじゃこ2万匹を数を数える仕事
一日20時間勤務休みなし、給料2万6千円
そんな生活に耐え
とうとう焼き方を卒業・・・・
先輩が「今日からやまちゃんや~」
仲居さんみんなが「やまちゃん~」
恥ずかしい~
そんな思い出の魚
甘鯛です。
私達日本料理の料理人は必ずこの甘鯛の壁と
向かわないといけないのです。
それが焼ける事が焼き方卒業なんです。
そして私は・・・・地元の友人に初めて手紙を書きました~
「何年ぶり??
私もようやく仕事にも慣れ、続けれる事を確信できたので
お手紙を出しました~今まではくじける自信99パーセント
だったので優しい言葉をかけられると
すぐ逃げ出しそうだったので
もう大丈夫です。どんな事がこれからおころうが
私は料理人として生きていける自信がつきました」
それが甘鯛なんです。
今ではテレビでウロコ揚げたり
ウロコだけはじずて焼いてまたつけるとか
いろいろやってますが
やっぱり甘鯛は若狭焼で
ウロコはびしっと・・・・ですよね~
どんな仕事でもあると思うのです。伝統が・・・・
最近なんか忘れられてる気がしますね~
私も仕事の喜びについてもう一度
考えよう~と思います。
もっと向上したい!といつも思う~
だから活クジラとかいっぱい買って
いろいろ勉強しないと・・・と思うもん。
畑だってそう
もっと美味しい野菜料理を作るための一つなんです。
仕事って・・・・
辛くてしょっぱい思い出が喜びの100倍ある方がずっと
楽しいのです。
腹立って、嫌で嫌でしょうがない日々に耐えてでも
目標に向かう~
私はただ山ちゃんと呼ばれるだけで7年かかりました
だけど・・・この「やま」と言う言葉
すごく大切に感じるしあの時の気持ち忘れないために
御店の屋号も・・・・・やま
人から見るとほんまにしょうもない事でも
自分だけの大切な言葉
ウチの新人君にも
作ってもらいたいなぁ~
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