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お昼のご予約が増えてまいりました~
顔合わせ、お食い初め、記念日のご予約です。
お昼は完全ご予約制です。
ご予約がなければ営業しておりません。
いくら個室とはいえ
ランチでにぎわってる中の顔合わせはダメだと思うのです。
割烹やまはできるかぎり貸りです。
静かな空間でゆっくりしてほしいからです。
お料理は6000円(税別)~ご用意しております。
ご予約お待ちしております。
徳島産のハモが入荷しております。
これからどんどん入荷していきますので
是非関西の夏を楽しんでください!!
ご自宅での宅配もご用意しております。
ハモの出汁は最高ですよ~
ハモ鍋、特製ちゃんこなど
ご予約おまちしております。
独り言ブログ
ヒーロー2(昨日のつづき)
子供の頃のヒーローは大工のおじさんでした~
おじさんは・・・道具を大事に無駄な物は出さない
そして自分の作品を愛するのが職人!!
僕は職人=ヒーロー なりたいと思った(小学生の時)
だけど社長にはいつも怒られるヒーロー
そんな僕も中学生になった~
学校はヒーローになるための教育ではなく
どちらかと言えば社長になるための教育だった
僕はなじめなかった=僕はヒーローになりたいんだ!!
当時の流行言葉にブルーカラー労働者とホワイトカラー労働者
があった学校はホワイトカラーを目指すように教育した。
僕はだんだん学校に行かなくなった。
僕の目指す物ではなかった
ただ新聞配達などしてお金を稼いだ。
人の3倍は配ったけど中学生の僕は人の半分の報酬
しかもらえなかった~世の中に矛盾を感じながら
相変わらず、現場に行って廃材を持って帰ったりした。
そんなある日
またまた声をかけられた~
「兄ーちゃんヒマか??」「働けへんか??」
今度のおじさんはヒーローではなく
金ピカのおじさんでした~
金だらけだった。
ただ僕は働きたかった~
「お願いします。」
現場仕事が始まった~
僕の仕事は重い物をただ運ぶだけだった。
かなりきつい仕事だったけど
ガマンした。ヒーローになりたかったから~。
ただ少し困った事があった。
日当2000円だった。別にそれでよかったんだか
昼飯は行かないといえば怒られるし
けどそれと3回の缶コーヒータイムで
1200円はなくなる。交通費も自腹なので
ほぼ0円もしくはマイナスだった。
それでも頑張った。
お昼は仮病とかいろいろつかって逃げた
夜は新聞の夕刊があるから=と言って
一緒に行動する事はなかった。
社会は厳しい=と感じた。
学校には行かなくなって家も出た。
すべてヒーローになるためだと自分にいいきかせた。
学校にはちゃんと行って勉強したかった。
工業高校に行きたかった。
先生はめんどくさそうに無理といった。
新聞配達も現場仕事もきっちり働いた。
職場で褒められる事はなかったが
お客様にはいつも褒められた。
「嬉しかった~ヒーローに近づいた」
社長にも気に入られた。
いつのまにか、ヒーローにもなりたいが
貧乏は嫌、社長ホワイトカラーに憧れるようにもなもなった。
僕の生活は貧乏のレベルを超えていた。
学校では同級生のお弁当を見て死にたいと思たし
今でも懐かしいけど卵の殻を食べたりした。
パンの耳をもらってきたりした。
火もないのでそのまま卵の殻と食べた。
家は3畳くらいの共同便所の風呂なし
立派な僕のお城だ。
現場仕事はだんだんできるようになり
いろいろまかされるようになった。
日当2000円は変わらない。
新聞配達の給料日
僕はいつも月1回の愉しみの行動に入る
立ち食い蕎麦で
かけそばを食べる事だ130円
「最近卵の殻ばかりやから月見蕎麦でも食うかなぁ~」
1週間前からずっと考えてた。ぜいたくかなぁ~
そして給料日
新聞を配り終わり給料をもらい
ウキウキで外へ
「いい天気だなぁ~」「今日は最高の月見そば日和=」
鼻歌まじりで青空を見上げて「俺幸せ~」
ふと前を見るとあの金ぴかの社長が立っていた
「おう!!やまちゃん~」「ごきげんよさそうやなぁ~」
「鼻歌まじりやんけ~」
金のネックレス、時計なにもかもまぶしかった。
「ちょっと悪いけど金かしてくれへんか~」
「財布落としてん」
「えっ・・・・・・・」「でも・・・・」
「ええやんけ!!昼すぎもってくるから~」
僕は開けたてない給料袋を取り出して開けようとすると
金ぴかの社長はそのままとりあげ
小銭を僕にわたし
袋事丸めてポケットに入れ
昼すぎ持ってくるから~
と言ってベンツに乗って消えていった。
なんとなく嫌な予感がした~
あんなけ綺麗と思った空がまぶしく感じた~そして腹立たしかった。
そう金ぴかの社長とはその時依頼会ってない。
僕は給料日に所持金は720円になってしまった。
つづく